東日本大震災の被災地では,復興まちづくりを進めるにあたっては,地区レベルの組織づくりから始めなければなりませんでした.また,住民にも行政にもまちづくりを共に進めた経験が不十分だったため,必ずしも協働がうまくいかなかった事例もありました.一方で被災前からそのような土台があった地域では,組織作りや意思決定が比較的スムーズに進みました.