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衛星携帯電話を導入し整備しておくこと.常時,非常電源に繋げバッテリーを常時充電しておく
東日本大震災の際,すでに衛星携帯電話を導入していた45病院中,42病院が発災時に最も有用な通信手段として衛星携帯電話を挙げていました.
作成日(撮影日):
2015/04/07
登録者:
佐々木宏之
フェーズ:
事前
対象:
医療機関
カテゴリ:
受援計画 災害情報
場所:
医療機関
関連する学術論文・資料等
佐々木宏之、江川新一、山内聡:医療機関における「受援計画」に関するアンケート調査.東北大災害研災害医療国際協力学分野HP: http://www.irides-icdm.med.tohoku.ac.jp
関連URL
http://www.irides-icdm.med.tohoku.ac.jp
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