院内の備蓄(食料・水・医薬品など)を職員分も含め1週間分確保しておく.

東日本大震災被災地沿岸部での食料・水支援ニーズ,医薬品支援ニーズは発災後1週間経過しても約7割の病院で発生していました.調査によって沿岸部への支援物資到着は内陸部より時間がかかっており,初支援到着ですら発災後3日以上経過してから,という病院も多数存在していたことが明らかになりました.「1週間は自力で持ちこたえられるよう,医薬品,食料品は備蓄しておくこと」(宮城県・沿岸浸水),「民間病院は支援を受けるのは難しいと思われるので,1週間程度は自院のみで対応できるような準備が必要」(宮城県・内陸)等の声が多数上がっています.

作成日(撮影日):
2015/04/07 
登録者:
佐々木宏之 
フェーズ:
事前 
対象:
医療機関 
カテゴリ:
備蓄 
場所:
医療機関 
関連する学術論文・資料等
  • 佐々木宏之、江川新一、山内聡:医療機関における「受援計画」に関するアンケート調査.東北大災害研災害医療国際協力学分野HP: http://www.irides-icdm.med.tohoku.ac.jp
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