東日本大震災の際,被災地では降雪がみられるほどの厳寒期であり,電源を用いない暖房器具が必要でした.今般の気候を鑑みるに,酷暑期にライフラインが長期停止した場合の冷房対策を必ず検討しておかなければ,災害弱者の犠牲者は甚大な数にのぼると推察されます.