原子力電所事故で炉心に大規模な損傷が生じ放射性物質の大気中への放出が始まった場合(全面緊急事態等)では,避難する際に1週間程度放射性物質の放出が続く可能性があると想定する必要がある.

東京電力福島第一原子力発電所(福島原発)事故では,2011年3月12日から3月20日まで放射性物質の大量放出が続きました.また,チェルノブイリ原子力発電所でも1986年の4月26日の事故発生から10日間にわたり放射性物質の大気中への放出が続きました.福島原発とチェルノブイリ原発では炉の形式は異なりますが,一度大規模な炉心の損傷が発生した場合には1週間程度放射性物質の放出が続く可能性があると考え避難する必要があります.

作成日(撮影日):
2015/04/07 
登録者:
細井義夫 
フェーズ:
緊急 
対象:
住民 自治体 
カテゴリ:
放射能拡散 原発避難 
場所:
 
関連する学術論文・資料等
  • IAEA: Environmental consequences of the chernobyl accident and their remediation: Twenty years of experience. Vienna, 2006.
  • 国会事故調、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会、調査報告書、平成24年.
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