海溝型地震と内陸地震の発生は関連する.

東北地方太平洋沖地震直後から東日本の内陸各地で地震(直下型地震)が発生しました.中でも1月後の4月11日に福島県いわき地域で発生した地震(M7クラス)は,活断層の存在は知られていたがその活動性は低いとされていた活断層が活動しました,巨大地震後に発生した内陸地震は,過去の事例からも関連性(余震ではなく誘発された地震)が指摘されています.巨大地震の発生後は,内陸活断層の活動が高まることに注意が必要です,内陸活断層が活動して起こる直下型地震は,被害地域は限られるものの,巨大地震で被災した(周辺)地域で発生すると,被害は拡大し,復旧・復興に向かって立ち上がろうとする地域にとっては,追い打ちをかけることになりかねません.

作成日(撮影日):
2015/04/07 
登録者:
今泉俊文 
フェーズ:
事前 
対象:
住民 自治体 
カテゴリ:
地震の発生メカニズム 海溝型地震 内陸地震 
場所:
 
関連する学術論文・資料等
  • 黒澤英樹・楮原京子・三輪敦志・佐藤ふみ・今泉俊文・宮内崇裕・橋本修一・中島秀敏・白澤道生・内田淳一:2011年4月11日福島県浜通りの地震に伴う地表地震断層-いわき市田人町塩ノ平における露頭観察とボーリング調査(速報)-,活断層研究,36,23-30,2012.3.
  • 杉戸信彦・石山達也・越後智雄・佐藤比呂志・加藤直子・今泉俊文;2011 年4 月11 日の福島県浜通りの地震に伴う地表地震断層とその変位量分布(速報),日本地球惑星科学連合2011年大会,MIS036-P106.