東日本大震災における政府の対応を検証した結果,政府・自治体の災害対応力の充実・強化のためには,特に2,3年度人事異動がある日本においては,災害対応職員の体系的な教育・訓練が必要であることが明確になりました.その対象も,首長から担当者にまでわたります.そこで,平成25年度より,内閣府(防災担当)を中心に,従来からこれに携わってきた人と防災未来センター等の主体のノウハウも活用しつつ,国及び地方の防災担当者向けの研修として「防災スペシャリスト養成研修」が開始されるなど,具体の取組が進みつつあります.