アレルギーや喘息を予防するため,個人や自治体が,マスクを準備しておく

地震でなくとも大規模災害では,建物の崩壊などによって,「ほこり」などが舞い上がる環境になります.これらを吸い込むことによって,アレルギーや喘息を引き起こすことにつながります.アトピー性皮膚炎に見られるように気管支や肺にアレルギー反応が起これば,その上皮は傷つき,環境に存在している細菌・ウイルスに感染しやすくなります.これらを予防するためには,健康なひとでもマスクをある程度準備しておくことが大事です.もちろん感染者は,マスクをしてその病原体をまき散らかさないようにしなければなりません.災害によって感染症が2次的に広がることを防ぎましょう.

作成日(撮影日):
2016/12/05 
登録者:
児玉栄一 
フェーズ:
事前 緊急 応急 
対象:
住民 自治体 
カテゴリ:
健康問題 
場所:
 
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  • 環境感染学会(いろいろな情報が出ています)http://www.kankyokansen.org/
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