非構造・設備被害は人的被害の発生可能性,多額の経済的損害,事業継続の障害等の大きな影響をおよぼします.建物の立地によって揺れの大きさや性状が異なるため,被害に差が生じます.さらに一般的には建物の階数が高いほど大きく揺れ,被害が大きいとされています.非構造・設備の地震対策では,設置場所の揺れを考慮した設計用震度で対策を行うことが重要です.