大規模災害の場合,ソーシャルメディアから発信される情報からは,被災地の被害状況や支援ニーズを把握することは困難である.

東日本大震災における宮城県での事例に,震災発生後に発信された約160万件ツィートの本文を読み込み,分析を行いました.このうち,テキスト中から位置情報を「推定」できるのは13.7%にとどまり,被害や支援ニーズを把握できるものは,その2.7%(つまり,全体の0.37%)にとどまっていたことが明らかになりました.大規模災害の場合は,被災地外からのツィートが多くなるだけでなく,発信されるツィート本文中に十分な記載(どこで,何が)がなされておらず,ソーシャルメディアを情報源として被災地の現況を把握することは,効果的ではないことが定量的に明らかになっています.

作成日(撮影日):
2016/12/05 
登録者:
佐藤翔輔 
フェーズ:
緊急 応急 
対象:
国 自治体 
カテゴリ:
ソーシャルメディア.災害情報 
場所:
地域 
関連する学術論文・資料等
  • Shosuke Sato, Kazumasa Hanaoka, Makoto Okumura, Shunichi Koshimura: Grasp of Disaster Situation and Support Need inside Affected Area with Social Sensing - An Analysis of Twitter Data before and after the 2011 Great East Japan Earthquake Disaster Occurring -, Journal of Disaster Research, Vol.11 No.2, pp. 198-206, 2016.3.
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