災害対応のために一時的に設置された組織や規模が小さい組織では,その対応記録は残りづらい.一方で,中小規模の災害対応組織が行った活動の記録は,体系的に残さなければならない.

東日本大震災におけるボランティアセンターを例にとると,活動の記録誌が発行されているほとんどの地域は,県や比較的規模の大きい市に留まっています.しかし,どんな規模の組織であっても,災害を経験していない地域・組織にとって,学ぶべき重要な参考例になります.そこで,比較的簡便な方法で,効率よく知見を記録化するワークショップ技法を開発しました.

作成日(撮影日):
2016/12/05 
登録者:
佐藤翔輔 
フェーズ:
復旧・復興 
対象:
住民 ボランティア 
カテゴリ:
災害伝承 ボランティア 
場所:
地域 
関連する学術論文・資料等
  • 佐藤翔輔,永村美奈,今村文彦:中小規模の災害対応組織の活動過程に対する体系的な記録手法の提案-東日本大震災における七ヶ浜町ボランティアセンターの災害対応を例にして-,自然災害科学,Vol.34,No. 3,pp. 225-241,2015.11.
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