東日本大震災では,車を利用した津波避難が一斉・大量に発生し,その渋滞によって犠牲者が発生したことが知られています.宮城県亘理町では,「車でないと安全な場所まで移動てきない地域(住民)」をシミュレーションによって同定し,原則徒歩と,一部地域の住民に車避難の行動を促す,徒歩と車を組合せた津波避難計画を策定しました.